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韓国ドラマ『推奴』(チュノ)

逃げろ!希望のため、愛のため!

韓国ドラマ『推奴』(チュノ)は、2010年に韓国KBS2にて2010年1月6日~3月25日に放送されたドラマ。全24話。

日本では、BSジャパン、テレビ東京にて放送された。
このドラマの題材になってる「推奴」(すいど/チュノ)は李氏朝鮮時代に実在した職業で、逃亡した奴婢(ぬひ/ノビ)を捕らえ連れ戻す役目を果たしていた。
推奴の職業についた男と奴婢に転落して逃亡する男と、その2人の狭間にいた女をめぐって展開される物語である。
2010年上半期NO.1時代劇で平均視聴率は32%、瞬間最高視聴率41.9%を記録した大ヒット韓国時代劇ドラマであり、日本でも人気が高い作品。

韓国ドラマ『推奴(チュノ)』チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ出演の大ヒット時代劇韓国ドラマ

「風の国」「アイリス」に続き韓国KBSが贈る特別企画ドラマで朝鮮時代中期、初恋の女性を探すため奴婢(ヌヒ:奴隷)を追う推奴(チュノ)になった男と、彼に追われる奴婢たち。
命を懸けた逃走が後継ぎを巡る王朝の陰謀の渦へと巻き込まれていく。

史実には登場しないが、ドラマの中では逃亡した奴婢(ヌヒ)を捕まえて報酬を得る職業の一種として設定されている。当時の朝鮮半島には、両班とよばれる貴族階級の他に、良民、奴婢と身分階級が存在していた。奴婢は奴隷のような生活を強いられ、動物以下の価値で売られていくこともあったという。ドラマではこうした奴婢は逃走をするものも多く、それを追う職業:推奴(チュノ)もまた存在したのではないかと想定している。

【みどころ】
迫力あるアクションシーンとカメラワーク、身分制度に苦しむ下層階級の悲哀をメインに取り上げた全く新しいタイプの時代劇。またチャン・ヒョク、オ・ジホといった実力派俳優の鬼気迫る演技力、ほぼスタントなしのアクションシーン。
また逞しい肉体美もみどころのひとつ。
韓国ドラマ初となる高性能カメラ「RED-ONE」で撮影。迫力満点のアクションが実現されている。
※レンタルDVDは、TSUTAYAが独占契約を結んでいるため、TUTAYAでしか借りる事ができない。
【あらすじ】
裕福な両班【ヤンバン】(貴族階級)の家に生まれたテギル(チャン・ヒョク)は召使で奴婢【ぬひ】(奴隷)のオンニョン(イ・ダヘ)と密かに愛をはぐくんでいた。
しかし、奴婢の身分に我慢できなくなったオンニョンの兄、クンノムが火を放ち、オンニョンを連れ逃亡する。
そして10年が経つ中、テギルはクンノムとオンニョンを捜し回るうちに奴婢を追う推奴【チュノ】師になっていた。
一方、かつて朝鮮最強の武将と言われたテハ(オ・ジホ)は友人チョルンの裏切りにより奴婢に。
そして、ある日、丙子の乱の際に清国に人質として捕えられ苦労を共にした昭顕世子【ソヒョンセジャ】(次期国王)からの手紙が届く。
それを見たテハは昭顕世子の息子・石堅【ソッキョン】を朝廷の陰謀から守るために逃亡奴婢となることを決意する!
逃げるテハは推奴師テギルに追われることに。そしてテハは同じく逃亡中のテギルの初恋の相手・ヘウォン(オンニョン)と出会い、行動を共にすることになって――


【出演者】
イ・テギル/チャン・ヒョク:三木眞一郎
ソン・テハ/オ・ジホ:置鮎龍太郎
オンニョン/イ・ダヘ:本名陽子
ワンソン/キム・ジソク:声:勝杏里
ソルファ/キム・ハウン:藤田昌代
オッポク:コン・ヒョンジン:福田賢二