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韓国ドラマ『魔王』

魔王は、大韓民国のテレビドラマのひとつ。韓国放送公社が制作し2007年3月21日21時55分より水木ドラマとして週2話編成で放送。
全20話。パク・チャンホン(朴賛洪)監督、キム・ジウ(金芝雨)脚本。
主演オム・テウン、チュ・ジフンの2トップによる復讐劇である。

パク・チャンホン監督作品の復讐劇「復活」の続編的意味を持った作品。
物語の随所にタロットによる暗示や、花や菓子などの比喩があるほか、「神曲」、「オイディプス」の概念が物語の骨格を成す。

「神曲」に題材をとったオーギュスト・ロダンの「地獄の門」なども登場する。
そのため「魔王族」というカルト的ファンを生む一方で、衒学的内容(視聴者に知識を見せ付ける印象)のため「娯楽として楽しむ人たちには難しいドラマ」(チョン・ドンファン)ゆえに視聴率は高くなかった。

殺人場面が多いため15歳未満の視聴は保護者の指導が必要という制限がかけられた。

なお、本作品は『金曜ドラマ・魔王』としてTBS系列で2008年7月4日から同年9月12日まで毎週金曜日の22:00-22:54に放送された。
主演は、嵐の大野智、生田斗真。全11話。


韓国ドラマ「魔王」Youtube無料映像(主演:オム・テウン、チュ・ジフン)


【あらすじ】
12年前に1人の男子高校生がクラスメート4人組にいじめを受けていた。
いじめを受けていた高校生の親友がいじめを止めるように話し合いをするため 廃車置場に4人組を呼び出すが口論の末、リーダー格の高校生に刺殺されてしまう。

刺殺の実行犯である少年は父親の力で「正当防衛」とされ、事件は解決する。
しかし、被害者の少年の家族はこれを機に不幸となり、 彼の弟は「殺人を正当防衛に仕立て上げた社会」に対して復讐すべく刻苦の末、 弁護士になる。一方、実行犯の少年は過去の贖罪のために正義を守る刑事となる。

かくして殺された者の弟が「法律に裏切られたゆえ」に弁護士となり、 法の番人となった殺人者とそれにかかわった者たちへの復讐を開始する。(Wikiより)

【みどころ】
「復活」で一躍スターダムに伸し上がったオム・テウンと「宮~クン Love in Palace」のプリンス役で日本でも大ブレイクしたチュ・ジフンとが組んだ2007年度の韓国ドラマ「魔王」は、予測不可能なストーリー展開で韓国と日本で高い人気を博したドラマ「復活」の脚本家キム・ジウ、演出家であり監督のパク・チャンホンが再び手を組み、そして「復活」主演で演技力を高く評価されたオム・テウンが再びタッグを組んだもうひとつの復讐劇、それが「魔王」である。

過去は悪人だったが善人になった刑事と、善人から悪人になった弁護士…。
少年時代に起こしてしまった悲劇的な殺人事件をきっかけに、宿命的な対決をすることになる2人の男カン・オス(オム・テウン)とオ・スンハ(チュ・ジフン)。
その2人をつなぐサイコメトラーの能力を持つ女性ヘイン( シン・ミナ)。3人を軸に展開される殺人事件と儚い愛という陰影がドラマに深みを与えてくれる。



【出演者】
カン・オス/オム・テウン
オ・スンハ/チュ・ジフン
ソ・ヘイン/シン・ミナ
チェ・グァンドゥ/キム・ギュチョル
イ・ミンジェ/パク・クリナ
シン・ジェミン/キム・ヨンジュン
カン・ドンヒョン/チョン・ドンファン
カン・ヒス/チェ・ドクムン