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韓国ドラマ『イ・サン』

『イ・サン』は、韓国の放送局MBCで開局46周年の特別企画ドラマとして、2007年9月17日から2008年6月17日まで毎週月曜日・火曜日の21:55から23:10まで(現地時間)放送された、李氏朝鮮22代国王である正祖(チョンジョ)を主人公とした時代劇ドラマである。
監督は「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ビョンフン。全77話。

当初は全60話の予定であり、一時は40%に迫る視聴率を得た。
しかし、イ・サン(正祖)の即位が遅れ、視聴者が期待を寄せたラブストーリーの進展もなかったため、視聴率が28%に下落した。

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【みどころ】
ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』のイ・ビョンフン監督の最新作。
人間イ・サンの人生を、実在した人物や出来事をベースに、友情や純愛のストーリーを織り交ぜながらドラマチックにつづるヒューマンストーリー。宮廷行事の記録画などを担当した役所・図画署(トファソ)の様子が、ドラマでは初めて詳しく描かれている。

【あらすじ】
李氏朝鮮第22代国王である正祖ことイ・サンを主人公とした物語である。朝廷内の派閥争いや当時の朝廷内の機関である図画署(トファソ、主に朝廷内で起きた行事を絵で表すための部署)などにスポットを当て、サンの即位を阻止しようとする陰謀、即位後も常に命を狙われつつ、政治の改革に着手するサンの波乱に富んだストーリーが展開される。

サンの父はサンの祖父であり李氏朝鮮第21代国王でもある英祖の後継であったが、朝廷内の派閥の陰謀により刑死させられた結果、サンが英祖の後継となる。

当時の朝廷内は老論派(ノロン派)と呼ばれる派閥が重きをなしており、老論派と対立する少論派(ソロン派)および南人派(ナミン派)を支持するサンは常に老論派から命を狙われることとなるが、幼少期に出会い友情を結んだパク・テスやソン・ソンヨン、父が重用していた忠臣などの助けにより、朝廷内の誤った慣習を撤廃させ、当時の政策に改革を加えるなど、自身の理想とする政策を立案、実行する他、派閥を問わず能力のある者を登用し、朝鮮末期文化に華を開かせた。

【出演】
イ・サン(李祘)・チョンジョ(正祖)/イ・ソジン-(川島得愛)
ソン・ソンヨン(成松淵)/ハン・ジミン-(花村さやか)
パク・テス(朴大壽)/イ・ジョンス(李鍾洙)-(宮内敦士)
ヨンジョ(英祖)/イ・スンジェ-(大塚周夫)
ヘギョングン(恵慶宮)/キョン・ミリ-(宮寺智子)
チョンスン(貞純)王妃/キム・ヨジン-(高島雅羅)
ファワン(和緩)翁主/ソン・ヒョナ-(岡寛恵)
ヒョイ(孝懿)王妃/パク・ウネ-(樋口あかり)
ホン・グギョン(洪国栄)/ハン・サンジン-(てらそままさき)
チェ・ジェゴン(蔡済恭)/ハン・インス-(納谷六朗)
茶山(タサン)・チョン・ヤギョン(丁若鏞)/ソン・チャンウィ
チェ・ソクチュ(崔錫周)/チョ・ギョンファン-(村松康雄)
チョン・フギョム(鄭厚謙)/チョ・ヨヌ-(加瀬康之)
キム・ギジュ(金亀柱)/チョン・ミョンファン-(大島宇三郎)
ホン・ボンハン(洪鳳漢)/シン・チュンシク-(浅見小四郎)
ホン・イナン(洪璘漢)/ナ・ソンギュン-(中村浩太郎)
チャン・テウ/イ・ジェヒョン-(永田博丈)
パク・ヨンムン(朴英文)/シン・グク-(村田則男→坂口進也)
クグ・デホ(鞠太護)/カン・サング
イ・チョン/チ・サンリョル-(ふくまつ進紗)
タク・チス(卓智洙)/ユ・ミニョク-(内田岳志)
ヤン・チョビ(梁草非)/イ・イプセ-(片岡身江)
ナム・サチョ(南四超)/メン・サンフン-(大川透)
パク・タルホ(朴達浩)/イ・ヒド-(佐々木睦)
キム・ジョングム(金貞今)/キム・ソイ-(玉川紗己子)
マクソン/キョン・インソン-(新田万紀子)